2017年5月13日土曜日

長谷川博己「獄門島」ロケ地めぐり 佐渡編

実は今回の佐渡旅行、両津港に着いて即向かった先が、昨年秋にBSプレミアムで放送された金田一耕助シリーズ最高傑作「獄門島」のロケ地・清水寺(せいすいじ)だった。
ここ、佐渡の名所らしいのだが、まったく人の気配がない。
金田一さんと和尚の対決シーンが撮影された場所
はい、ほとんど同じw こんな遠くまで撮影隊がやってきたんだねえ。
れていて廃墟感がする…。もう檀家もいないのかもしれない。
次にこのシーン、金田一さんが石段を下りる「逗留二日目」シーン冒頭のこの寺
そこは長谷寺
とてつもなく趣のある寺だった
次に、鬼頭雪枝の死体が釣鐘から発見された岬を捜索するのだが、この場所が事前に判明していなかった。
事前に春日崎という場所があやしいと踏んでいたのだが、行ってみてすぐ「ここだ!」と確信した。
トリックの鍵となる釣鐘や石はもちろんそこにない
このカットは
おそらく、春日崎から大間港までの間の高台から望遠で撮影されたものだと推測
もうこれで満足できたので佐渡編は終了。湊での金田一さんと島民のシーンはどこも同じような風景でまったく判断つかない。
小木港から直江津港へ向かう高速フェリーで佐渡を去る。佐渡は大きすぎる島なので、獄門島カットとはあきらかに違う。

遠ざかってゆく佐渡を眺めていると、頭の中では市川崑版「獄門島」のテーマ曲が流れた。マリリン・マンソンではなかった。

次回、柏崎編へとつづく…

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