2017年1月19日木曜日

渡辺梨加の個人PVが撮影された古民家カフェ

欅坂46の3枚目シングル「二人セゾン」タイプA収録の渡辺梨加個人PV「私の好きな人」撮影場所の古民家カフェ・ラムピリカさんへ、友人に誘われて出かけてきた。ここに来るの昨年のロケ地捜索以来2度目。

そこは藤沢市片瀬3丁目の住宅地のなかにある。日曜日のお昼、人通りもまばら。車が通るにも困難な細い路地に面した古民家。
前回来た時は開店してなかった。この店、不定期に開店。週に1回程度しかやってないらしい。

ツイッターやブログをフォローしていないかぎり店の開店を知るよしもない。表通りに面していないし、知ってる人以外誰もやってこない。
12時に開店すると告知されていたものの、時間になっても開店しない。(一番上の店の全景は店を去るときに撮影した)

友人が引き戸を開けて奥に呼び掛けてみたらOKが出たので中にお邪魔した。玄関で普通に靴を脱いであがる。なので穴の開いた靴下をはいて出かけないように注意w
現場を見て初めて気づいた。べりかが恋文を書いているテーブル、実はミシン台だった。
実はこの店、営利目的でやっていないようだ。なので普通のカフェだと思って行くと戸惑う。
メニューはない。だいたいその日の気分で決めてるっぽい。
しかも価格がない。「お気持ち」を入れるガラス瓶が置いてあるw お水はセルフサービス、クッキーは「自由にどうぞ」。こういうの、一体いくら置いていけばいいのか戸惑う。

大学生みたいな女の子(オーナー?)から今日のメニューを口頭で教えてもらう。こだわりのコーヒーは6種類ぐらいある。
べりかが座っている同じ場所に座った。店内はうっすら音楽が流れている。
たぶん、店内は3組ぐらいしか入れないw 注文してからコーヒーをじっくり入れてくれる。パンケーキを焼いてくれる。
そこにギターが置いてある。待ってる間、なんとなくギターを手に取ってポロポロとつまびく。

我々が席について注文して5分後ぐらいにもう一人、20代後半ぐらいの女性が一人やってきた。この人もブログを見て初めて来たっぽい。店の人と若い女性同士でずっとおしゃべりしてた。
この店を手伝ってる中学生の女の子が運んできたコーヒー、そしてこのパンケーキのおいしさは異常。小さなフライパンで焼きたてジュウジュウのまま出てくる。
中にチーズが!塩味とマッチ。たっぷりメープルシロップ、味の変化を楽しむためのくるみとレーズン、そしてラズベリー。こんなの初めて。
部屋の内部にべりか個人PV撮影時の様子を伝えるようなものは残されていなかった。
だが、絵本やらレコードなど、PVに映っていたものはそのままあった。
オタバレしない程度にこっそりと写真を撮って、コーヒーとパンケーキのおいしさに満足して、1時間ほどの滞在で帰ることにした。

なにせ不定期にしかやってないし、普通のカフェでないし、大勢来られても対応できないだろうし広くオススメもできないのだが、湘南に来た時にはこれからもお邪魔したい。
PS. 店の向かいにはかつて一遍上人が念仏を唱えていたお堂があった。
信じられないかもしれないが、一遍はここで奇跡を起こしていた。そこにあった藤沢市による立て札によれば、
一遍上人地藏堂跡 
鎌倉時代の僧で時宗を開いた一遍(1239-1289)は1282年(弘安5)3月1日全国を遊行中に鎌倉へ入ろうとし、小袋坂において執権北条時宗によって拒まれます。

そのため翌二日片瀬の館の御堂で念仏 を行い、さらに片瀬の浜の地蔵堂でも念仏を行ったとき、あらゆる階層の人々が 多く集まった様子が『一遍聖絵』に描写されております。
 
また、このとき道場には「紫雲たちて 花降りけり」と記録されております。奇跡が起こったのです。

しかし一遍聖は「花のことは花にとへ 紫雲のことは紫雲にとへ 一遍しらす」と言われたそうです。

一遍聖は同年7月16日に片瀬を立つて都の方へ、向かわれました。ここ片瀬の地は、一遍聖の遊行の旅で一番長く滞在 されたところでもあります。
なんと、念仏を唱えたら「紫の雲が立ち、花が降った」というのだ。すごい!w
そんな場所で渡辺梨加個人PVは撮影された。134号線の江の島付近、龍口寺あたりの観光客の喧騒とは無縁の、片瀬3丁目ののどかな雰囲気がよい。

このあと、「さよならドビュッシー」のロケ地を求めて、横須賀市芦名へと移動。

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