人生で初めて学園祭ってやつに行ってみた。というのも、新山詩織が山梨県都留市にある都留文科大学の学園祭に出演すると聞いて。
2,3週間前から友人と行ってみないか?と話し合っていた。
自分、学園祭というやつに参加した経験も記憶もまったくない。中学高校は部活かなにかで欠席、大学は「そんなもん関心ないわ」で行かなかったんだろうと思う。
それに自分はYUIの2005年2006年の学祭ツアーに行けなかったという痛恨の反省もあった。学祭ライブって初めてでワクワク。
本館の前の広場テラスに設けられた学生手作りのほのぼのステージだった。
タイムテーブルが一見あまりに豪華に見えるw だが、もちろんコピーバンド。あたりまえだが。
新山のステージセッティングは学生バンドと違ってローディーさんやビーイングの怖い顔したスタッフが真剣にセッティング。本人によるサウンドチェックもあった。
聴衆の居場所を制限するコーンとテーピングにやけに入念。
だが、聴衆はだいたい多く見積もって300人ぐらい?フロントエリアは追っかけオタ?7人という寂しいもの。都留市民のほとんどが新山を知らなかった?誰もが階段に座ってステージを見学してる感じ。
自分の座ってた階段の後ろの女子二人組みは「新山詩織って、ネットで調べてみたらすっごく可愛かった」という知識しか持っていなかった。
そして本番。いつものSEが流れて新山はライブでよく穿いてるような重ね着風プリーツスカート(?)、それに紺のTシャツ(?これはワンピースだった可能性もあるが男の自分にはよくわからない)で登場。ただ、客のほとんど全員が長袖に上着、ダウンを着た人もいただけに、新山だけが爽やかな春の装い。この日の都留市はとても日差しが強かった。
ギターはいつものフェンダーPM-1のサンバースト?いつものアコースティックセットで一緒のキーボード伴奏の人と一緒。
1曲目は新山ライブで過去何回かカバーしてる「デイドリーム・ビリーバー」。たぶん大学生が主の客層ならこの曲は会場を温めるのに最適だろうと判断したのかもしれない。
だが、いちおう手拍子が起こったのだが、自分の後ろの女子高生?たちは「なんか聴いたことある」って言ってた程度の楽曲知識。もし新山がキャロル・キング歌ってたら、もっと「?」って微妙な反応になっていた怖れもあったw
「ありがとうございます。改めまして新山詩織です。今日は都留文科大学・桂川祭に呼んでいただいてありがとうございます」
「あいにくの天気が続いていたので、ここまで快晴だとは…」「私も自称晴れ女なので、パワーが効き過ぎたんじゃないかな(笑)」
「直射日光がすごいです。フフフ」
色白の新山を真正面から強い日差しがダイレクトに降り注いでいた。この日の都留市は自分はTシャツ1枚でいい感じだった。
2曲目「絶対」が終わると、
「すごい、いいところですね。周りに山があると空気も澄んでいて気持ちいいです。」
「みなさん、楽しんでますか?!」
「私、大学に通ってないので、こういう空気を味わえるのは学園祭ならでは。学園祭で歌わせていただくことで、なんか、高校の時の文化祭というか、規模とかぜんぜん違うんですけど、楽しいです。」
そして、この夏の月9ドラマ劇中曲「恋の中」を歌ったのだが、聴衆の反応が微妙w みんな月9見てないのかよ!
「どんどん暑くなっていきますねw」
「ちょっとギターも日差しには弱くて…」(ポロポロとチューニングしながら)
「今度は急に冬の曲になってしまうんですが、今月の30日に3枚目のアルバム『ファインダーの向こう』リリースが決定してます。」(聴衆から拍手)
「アルバムの中に収録されている曲でもあるんですが、この冬の時期にぴったりな、心温まる曲になっていると思います。」と新曲「Snow Smile」を披露。これ、動画サイトでしか聴いてなかった。初めて聴けて来てよかった。
次で最後の曲だというのに、キーボード伴奏氏の譜面が風でわちゃわちゃめくれてしまう状況。なんでクリップがない?スタッフは?ローディーはなにやってる?
12月から全国ツアーが始まることも告知。わりとワンマンライブはバンドでがっつりやることが多いので、また違った私を見てもらえるかと思います。」
「ラストにメジャーデビュー曲を歌います」ということだったのだが、おそらく客のほとんどがこの曲を知らなかったかも…。2拍4拍手拍子とかいらん。都留文科大生たちよ、もっと新山を聴け!
1.デイドリーム・ビリーバー
2.絶対
3.恋の中
4.あたしはあたしのままで
5.Snow Smile
6.ゆれるユレル
PS. 新山が終わると次は平野ノラとあばれる君によるお笑いライブステージ。どっと人が増えたw たぶん3倍4倍増。フロントエリアぎゅうぎゅうw 家族連れ、孫を連れた祖父母みたいな客層が一気に場内へ。ま、こういう人々はテレビに出てる芸人に弱い。
「おったまげ~」「シーマとばして来ました」
平野とあばれる君のすべり芸に関心がなかったと言わざるを得ない我々は、各教室の展示を見てまわることにした。こういうのが学園祭だな。
21世紀になって15年経つというのに落語研究会に入る学生がいることに驚いたので、落研の一席に付き合った。
人がいなさすぎた。学園祭、文化祭って、練習してもほんの数人しか見てないんだよなぁ。
「真田小僧」をやっていた。あれ?この噺のサゲって「うちの真田も薩摩に落ちた」じゃなかったっけ?生意気なこどものみに焦点を当ててそのほかは割愛した短縮バージョンだったようだ。
管弦楽団がやってたカフェがあったのだが、ビオラ7人という謎の編成、謎の選曲だった。そもそも単科大なのにビオラが7人もいるってこと自体がすごい。
自分にとってもう学園祭・文化祭は遠い過去なので、若いっていいなって思った。
あと、写真部の写真展などを見て、この日のキャンプ地である河口湖へと向かった。この日は雲ひとつない本当の快晴。富士山がそこにハッキリ存在した。
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