2016年10月1日土曜日

高山一実 聖地巡礼の旅

今回の写真集ロケ地&乃木中南房総いいとこツアー、さらに高山一実というスターを輩出した地元をめぐることで、人間・高山一実の実像に迫るというテーマを自らに課した。
2012年11月27日の乃木坂46公式高山一実ブログにこんな写真が掲載されている。実家に帰省した高山がUPしたこの写真はいったい何処で撮られたか?

南房総市岩井のあたりにこの風景はある。カンのいい自分はだいたいの場所を探し出した。だが、ストビューで探してもこれとピッタリと一致してくれない。
ひょっとすると高山は内房線ではなく、高速道路でマネに車で送ってもらって写真を撮ったのではないか?
仮説に基づいて実際に車を走らせて見たら…、ビンゴ!いつものように行動を予測プロファイルすることで探し当てることができた。
普通乗用車の助手席からiPhoneで撮影したらあんまり精度が高く撮れなかったので、ストビューの写真も上げておく。ハイウェイオアシス富楽里下り線進入ランプ付近の画像。

高山の撮影した画像は乗用車よりも視点が高い。おそらく高山は東京から高速バスで実家に帰省していたのではないか?左窓側座席から、地元に帰ってきたと実感できる風景をつい撮影してブログにアップしたのではないか?
そう考えることで高山と東京を結ぶ点と線がすべてあざやかに浮かび上がってきた。それはまるで松本清張の推理小説に出てくる老刑事が、実際に現場を歩いてみることで、何かがひらめいてくるのに似ている。

高山は高速バスで帰省していたことを確信した。中3のときに原宿でスカウトされた話も、乃木坂ソニービルでのオーディションにも、ここから出発したんだろうと思う。そう考えると胸にいろんな想いが去来する。
この高速バス乗り場のすぐ下に、バス利用者用と送迎者用の駐車場があった。高山の家族はここで高山を出迎えたはずだ。

実家のすぐ傍の写真をUPしてしまうのはやめたほうがいいと思った。自分はそれほど高山推しでもないので、そのへんのことはスルーする。次の目的地へと向かう。

次に、高山が怖い話をするときによく出てくる「ばけトン」に行って見た。
車1台がやっと通れる集落の道を進む。我々はこの集落を勝手に「バケトン村」と呼んでいたw

すると一つ目のトンネルに出くわす。え?!中から何か変な音が聴こえてくる!プチパニック!
なんと、トンネルの向こう側出口付近で60代ぐらいおじさんがトランペットの練習してたw なぜそんな場所で独り?
で、これが問題のトンネル。通称「ばけトン」。この林道には3つ同じようなトンネルが連続しているのだが、この2つめのトンネルが一番長くて、内部でなにやら霧が立ち込めているようだった。
空気がひんやりしてよどんでいて雰囲気のある場所だった。夜なら怖くて通り抜けるのも嫌だろうと思う。

乃木どこロケでまなったんとこのトンネルを歩いた高山はここでロケ隊から離脱。父親に車で迎えに来てもらったらしい。その車はその日に壊れてしまって車を買い替えたらしい…。
つぎに、高山がバイトしていた民宿にも行ってみた。高山は道の駅でもバイトをしていたらしい。
そして高山のビーチとも言って過言ではないかもしれない岩井の海岸。9月下旬ともなると土日でも人もまばら。
そして高山の小学校。現在は廃校。幼稚園のみ存続。
富山小学校と富山中学校は小中一貫校となって同じ敷地に建っている。なので中3はこの学校では9年生と呼ばれる。
内房線岩井駅へも行って見た。高校時代は館山まで通うのにこの駅を使ったはずだと思う。
次に館山まで移動。高山の母校・安房高校の正門。ちなみにこの高校はXJAPANのYOSHIKIとTOSHIの母校でもある。
高校と館山駅の間にある、館山中村屋へ行って見た。
揚げ物が苦手という高山が唯一食べられるのはこの店の名物・チキンバスケット。
内房線を待つ間、この店で高校のクラスメートたちと時間をつぶしたりしたんだろうと思う。
最後に、乃木坂46に加入後の高山が参加した成人式が行われた南房総市白浜町のフローラルホールへ。岩井から白浜まではかなり遠い。
南房総市といっても広大だ。おそらく成人式は合併した各町の持ち回りで開催?

今回の南房総の旅でひとつの格言を得た。「南房総は太平洋に浮かんだ孤島である」
海岸沿いを走る道はまるで八丈島のそれ。真ん中に山があって、周囲に集落が点在している。
山を覆いつくす植生と、その濃い緑は太平洋の南国そのもの。千葉県は北と南でまったくその姿が違うということを改めて知った。

今回の旅で川名食品さんの「卵巻き」という南房総にしかない巻きずしの存在まで知った。

今年から乃木坂オタになったばかりだというのに、すでに生駒、井上に続いて高山までも地元と小中高を完全に見て押さえてしまった。

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