2016年6月4日土曜日

マジすか学園2 (2011)

「マジすか学園」を見終わってすぐに「マジすか学園2」を見始めた。このシーズン2はシーズン1の翌年。あの震災のあった年の春で、自分はまったくテレビを見てなかったので何も予備知識がない。

だいたい「2」って傑作になるケースが多いのだが、この「2」は見ていて戸惑った。軽い感じのフザけたスピンオフっぽくもありつつ「お前はダチだ」と暑苦しいスベリ会話を繰り返す。
なかなか次の回を見ようというモチベーションが湧いて来ず、見終わるのに2ヶ月以上かかってしまった。

「1」の前田戴冠と世代交代の興奮もつかの間だった。大島優子の死によって、廃人同然のケンカサイコパスになってしまっていた前田は、街のチンピラを掃除するためにさ迷い歩く。なのでず~っとドラマに不在。

このシリーズはどうやらセンター (SKE48/松井珠理奈)とネズミ(渡辺麻友)が主役のようだ。
自分としてはこの二人のシーンが見ていられなかった。
とにかくストーリーが複雑化して見ていて爽快感がなかった。それはダークヒーローまゆゆと顔の怖い松井珠理奈を主役にした脚本にも原因がありそうだ。
シーズン1で圧倒的存在感だったゲキカラ(松井玲奈)は留年してそのままラッパッパに在籍って設定。出番は増えた。だが、あのヤバいキャラの魅力が半減。

たぶんSKEオタからするとW松井の対決シーンはテンションが上がりまくるんだろうと思う。
それにしても松井珠理奈はとても当時中学生とは思えない。とんでもなく老けてる。

ラッパッパ新部長・おたべ(横山由依)が自分にはよく魅力がわからなかったのもつらい。
学ラン(宮澤佐江)が「1」ではすごく可愛かったのに、こちらも魅力半減。
シブヤ(板野友美)はライバルヤンキー高校(ヤバクネ)に再入学って…そんなことありえる?

あと、新1年生チームフォンデュに島崎遥香が出てる。AKBに一切関心を持ってなかった自分でもこの子は知ってる。ぱるるって呼ばれてる子だ。後に人気が出るのも納得の可愛さだった。なぜ名前が「寒ブリ」なのかわからないけど。

会話が多くて注意して見ないとよくわからない展開。途中でかなり退屈してしまった。「1」であったようなしびれるようなかっこよさは最後まで感じなかった。
松井玲奈はやはり宝石の輝きだった。このときから5年経った今、女優として開花しはじめている。

2 件のコメント:

  1. 最後に前田とシブヤが戦わない・・・敗因はこれに尽きると思います。延々と何やってきたんだか、わかんないよ!
    「2」は迷走していて、マジすかシリーズ中ではもっとも出来が悪いし、キャラについてはブロガーさんとほぼ同じ感想です。でも、私はネズミ、けっこう好きなキャラなので、そこだけは違いますかね。5話のゲキカラさん、まだブレーク前のぱるる、ちょい役だけど木本花音(ゲキカラを刺した子)とダンス(板野の子分)はいい味出してたと思います。

    「マジすか5」があんな終わり方じゃなければ,「6」も期待できたんですが・・・もうないでしょう。やっぱりシリーズ初めの方が、悪そうな危ないやつがいっぱいいた。

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  2. あぁ、やっぱり世評も良くなかったのか…。
    シーズン2を見る前はシーズン3も続けて見ようって思ってたけど、その気分じゃなくなったw

    7月から欅坂のドラマが始まるらしいので、「3」は追々平行して見ようかと。

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