2016年5月28日土曜日

伊藤万理華 「アイズ」(2015)

伊藤万理華は乃木坂46の1期メンバーで現在20歳。昨年6月公開の鈴木光司原作のホラー映画で主演、映画女優デビューしていた。
もちろん自分はまったく知らなかった。DVDになっているので見てみた。

伊藤万理華はデザイナーを両親にもち、大阪で生まれ神奈川で育った乃木坂一のおしゃれ番長。non-noやcancamをコピーしただけの世間の20歳とはまるで違う個性的なファッションセンスを持っている。

そして、顔がダントツに丸い!w デビューしたころよりもさらに丸くなってる。気をつけないと太いとみなされる時期にさしかかってる…かもしれない。

乃木坂ドキュメンタリー「悲しみの忘れ方」と、生駒主演ホラー映画「コープスパーティー」が7月に公開されているので、昨年夏は乃木坂映画が立て続いていたんだな。

普通の集合住宅に住む女子高生、家の表札に謎の「F」のマーキングを発見。「なんだ、こりゃ?」
つぎつぎと不審な事件、友人の死、父の失踪、そして幻覚を見るようになり、少女の霊を目撃…っていう都市型ホラー。

教室内で見える死んだ友人の幻覚の質感が、ぞわ~っとする違和感があって怖すぎる!まりか、絶叫!w

怪奇現象がなければ普通のホームドラマにも見える。だが、冷蔵庫の中に生首とか、少女の霊とか幻覚で視聴者を定期的にビビらせつつ、父失踪。

途中からヒステリックな母親が一番怖い。自宅マンションから飛び降り自殺…。
失踪した父は製薬会社の株式を大量に買っていた。謎だらけ。サスペンススリラー的要素も見せる。

ええぇぇぇっ?!衝撃の展開!ダマされた!これ、もう1回見直さないといけないじゃん!って思ってたら、そこ、おさらいしてくれる。そういうオチ!?
この映画、伊藤万理華がちゃんと美少女に撮れてる。演技のセンスもかなり良いように感じた。乃木坂個人PVで培った演技力が活きている。
伊藤万理華はこの作品を女優として誇っていい。この映画の魅力は伊藤万理華によるところが大きい。女優・伊藤万理華を見直した。素晴らしい!

ロケ地はなんと赤羽台四丁目団地!うーん、そっちの方はほとんど行ったことがなかったので、見てる途中も気づかなかった。

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