映画「リトル・フォレスト」夏編における「グミの実」エピソード。
都会で男性と暮らしていたころのいち子が彼と一緒に歩いていてグミの木を見つけるシーン。
「食べられるけど渋いよ」
きっと奥州市の東北本線沿線なんだろうと見当をつけてgoogleで捜索開始。だが、全然見つからない。
捜索範囲を一関市にまで拡大してようやく場所を見つけた。行って来た。
車から降りるとそこは空気がひんやりした北国だった。この日はとても風が強かった。
そこは岩手県一関市下大槻街にある。撮影から3年ちかく経とうとしてるけど、ほとんど何も変わっていない。
彼とダメになって小森に帰ってきて
そしてまたグミの季節になった
たくさんの実が落ちて、ただただ腐れて行く
積み重ねたことはみんなムダだった
「そんなの寂しいよな…」
このレンガ積みはおそらく使われなくなった個人宅の焼却炉じゃないか。
たったこれだけを見ただけで一関を去るのがもったいなかったので、街中で何か見るべきものはないか探した。
世嬉の一酒蔵(せきのいちしゅぞう)さんを見つけたので立ち寄った。
一関の文学資料館がそこにあったのでのぞいてみると、島崎藤村や井上ひさしなどの小さな展示があった。
作家の井上ひさしは中学時代ここの酒蔵の土蔵に家族で住んでいたことを知った。
夜にキャンプで呑むためにカップ酒を1つだけ購入した。
そして次に、いよいよ衣川へと向かう。
一関!まさかコンプリートじゃないけど…かなりロケ地探索ができてるかと…。
返信削除一関ってそんな都会かな?って思ったりしますが、あんな何もないとこからすると一関は大都会ってかんじちゃいますよね…。
印象に残ったシーンだけピックアップして事前に調査して行ってみた。
返信削除衣川は桜や田植え前の水田がキレイだった。
秋にでも行ってみて!