2016年1月15日金曜日

新山詩織 「いつか日本武道館で歌いたい」

新山詩織が2015年の夏に2ndアルバム「ハローグッバイ」を出して2ndツアーをやってたころ、別冊カドカワDIRECTというムック本(Vol.598)の「2015年GIRLS POPの時代」という特集ページに新山詩織のインタビューが4ページ掲載された。年末になって買ってきた。いろいろと初めて聞く内容もあったので。定価980円を450円でゲット。

新山とギターの出会いについての箇所を一部引用
「ギターを始めたのは中学に入ってからでした。軽音楽部に入部してエレキギターから始めたんです。2年生になった頃から歌も歌うようになりました。最初は父が使っていたエレキギターを使っていたんですけど、歌うようになったころに自分のエレキギターが欲しいと思うようになって、それまでに貯めていたお小遣いと親から少しお金をお借りして自分のエレキギターを買いました。最初に買ったギターは薄い茶色のグラデーションがかかった色だったんですけど、完全に見た目で決めました。この頃から暗めの色が好きでしたね」
この「薄い茶色のグラデーション」がかかったギターがテレキャスターのサンバーストだとは思えない。中学生がお小遣いためて親からお金を借りて買うようなことがありえる?少なくとも自分の中学生のころにはありえない。だが、新山が現在使っているギターの数々を見ると、ひょっとして世間の標準よりは良い暮らしの家庭だった可能性はある。

次に新山と音楽の出会い。一部のみ抜粋して引用
自分から進んで洋楽を聴くようになったのは高校生になってからでした。それまではBUMP OF CHICKENさんやYUIさんが好きで、ずっと聴いていたんですが、高校に入ってからチバユウスケさんを好きになって、チバさんのルーツとなった音楽を辿っていくうちに、ポール・ウェラーとか洋楽に目覚めていった感じですね。
中学でギターを始めたとき、そこにYUIがいた。だがやがて少女新山はチバへと傾倒していく。そういえば中野ミホも高校で周囲にTHE BIRTHDAYをススメたりしてた。このころチバは女子高生の間で流行っていたのかな。おそらく教室内の女子たちはエグ●イルやジャ●ーズだったんじゃないかな。となると教室内で孤立するだろうな。新山の「フィルム」を始めて聴いたとき、自分は楽曲と歌唱に確かにチバの影響を感じ取った。

そして新山は軽音楽部で決定的な体験をした。初めて人前で歌う。
人前に立って何かをする。しゃべったり、歌ったりすることは一番苦手なことでした。軽音楽部では毎年発表会があって、全校生徒の前で歌うことになったんですけど、緊張して汗だくになるんじゃないかってすごく不安でした。 
でも、全然違ったんです。練習しているときよりも、ステージに立ってギターを鳴らして歌った時のほうが開放感があって、そこでひとつ自分が自信を持ってやれることが見つかったような気がしました
中学の全校生徒の前で歌う新山。これ、どこかにそのときの映像、写真でもないものか…。歌手としてメジャーデビューする中学生新山を聴いた…、それはかなり自慢できる伝説。最後に
ピアノも習っていたんですが、ライヴでピアノを弾くことはまだやったことがないんです。ギターを弾きながら歌うのとは違う難しさがあると思いますけど、やってみたい気持ちはありますね。 
それと、すごく大きい目標ですが、今までいろんなアーティストの方のライヴを観にいって〝いつかあの空間で歌ってみたいな〟と思ったのが日本武道館です。お客さんにいい具合に囲まれてる感があって、くるりさんのライヴを観に行った時に、〝あぁ、いいなぁ〟って感じて、自分がそのステージに立って歌っている姿を想像しながら見ていた気がします
新山のピアノ弾き語りは近いうちに実現しそうな気がする。
新山はくるりの武道館公演を観に行っていたのか。どんな規模のライブであっても、ライヴはときに奇跡を起こす。新山に「武道館で歌ってみたい」と思わせたのはくるり。これ、新たに得た知識。

新山はすでに昨年デビュー3周年を迎えた。デビューから2年7ヶ月ほどで武道館に到達したYUIはカリスマすぎたが、新山の武道館で歌う目標も決して実現不可能ではない。今年2016年、更なる飛躍のために、ファンは全力で新山を推しまくってブレイクへと繋げたい。

PS. 新山、インストアイベントで握手会なんてやってたんだな。ビーイングもいよいよ何でもやらせるようになってきたな…。自分は握手イベントへ行きたいとは思わない。今回で最後になるといいのだが。

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