今年はまだ全然紅葉のたよりを聞いていないのだが、12月まで待つとキャンプをするには寒すぎる。そんなわけで11月ラスト土日に友人と夜が明ける前に出発。途中、事故渋滞に巻き込まれ到着予定が2時間ほど遅くなった。電動ボートを借りて9時過ぎに出航。
だが、この日は特別な晴天だった。気圧の谷が過ぎ去り、澄み切った青い空が広がっていた。しかもまったくの無風。
このダム湖は四方に入り江(沢)が伸びていて、そこをボートでゆっくり散策する。こんな日はカヌーだともっと楽しいだろうな。
紅葉が期待できないなら、何か他のみどころを探せばよい。ちょっと現実的でないしんじられない光景が広がっていた。
こんな日に湖面に浮かんでいることが奇跡。
これなんか完全にクロード・モネの池。この場所でボートをとめてしばらく呆然と眺めて過ごした。ここには誰もやって来ない。
この日は水面を滑るように飛ぶかわせみも3回ぐらい目撃できた。2時間きっかりの舟あそび。
そして14時過ぎにはもう湖畔のオートキャンプ場へ。11月だとたいてい予約をしなくても場所をとることができる。だが、この日は10組以上は家族客などがいた。品川、練馬ナンバーのクルマも多かった。
もう12月になろうとしているのに房総は暖かかった。夕刻でも上着が要らない。肉を焼いておでんをゆで地酒を飲む。おでんつゆでうどんを食べる。
さすがに夜がふけるとしんしんと寒い。毛布とシュラフにくるまって早めに寝る。
翌朝5時30分に目が覚めて散歩に出かけた。橋の上で外人が写真を撮っていた。自分もコンデジで写真を撮る。「スゴクキレイ」と話しかけられた。「そうですね、すごくきれい。」と返した。
テントにもどって炭火で朝食をつくる。ソーセージ野菜炒めとおでんうどんの残り。
10時30分に撤収。そして、次の目的地に向かったのであった。
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