いきなりそこに大きなお寺があった。鎌倉の寺社はもうたいてい見たかと思っていたのだが、ここは初めてだった。山門が知恩院っぽいな…と思っていたら、浄土宗の鎌倉の本山・光明寺。
建長寺、円覚寺に並ぶ古さと規模と格式。元禄時代の再建の本堂は鎌倉最大規模。
建長寺、円覚寺に並ぶ古さと規模と格式。元禄時代の再建の本堂は鎌倉最大規模。
このお寺はあまり観光客は来ないみたいだな。友人と二人だけで正座して静かに手をあわせた。右手にこんな庭があった。鎌倉はたいていどこでも拝観料を取ったりするのだが、ここはすべて自由に見れる。
光明寺の裏手に回る。こういう道はストリートビューで見れないので写真を撮りながら歩いた。
鎌倉はいたるところ坂と石段である。
THIS IS 鎌倉!という風景。
光明寺坂を登る。
ここから先はずっと住宅地で散歩してても何も面白くないです。しかも坂を登ったり下りたり。丘と尾根を何ども越えて歩き続ける。逗子の小坪という住宅地。
やっとのことで再びハイキングルートっぽい道にたどり着く。
ここがまだ未踏だった名越切通。三方を山で囲まれた鎌倉はこういった道が外部との連絡ルート。防衛しやすい。
まんだら堂やぐら群が期間限定公開中。まだ開場時間よりも早かったけど、ちょうど出勤してきたおじいさんが親切にも特別に門を開けて見せてくれた。やぐらって何?鎌倉にはいたるところこんな横穴がある。
これはたぶん中世の埋葬施設。もう少しするとさらに周囲の木々が紅葉しはじめるとのこと。
途中にいくつもこんな素晴らしい眺望。横須賀線の通る逗子の街を眺める。鎌倉の紅葉はこれからが見ごろ。
大切岸という場所。かつてここから石を切り出していた。我々以外に誰も居ない。それにしても朝だったからなのか、たまにジャージ姿の60代男性数名しか見かけない名越切通だった。自分が子どもの頃なら近所にこんな裏山があったら毎日探検していたはずなんだが、子どもってまったく見ないな。
鎌倉、散歩すればいたるところ中世の遺物。名越切通も鎌倉アルプスと並んで一度は歩きとおしてみるべき道。
そしてやっと衣張山の登山口にたどり着いたのだった。つづく…
そしてやっと衣張山の登山口にたどり着いたのだった。つづく…
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