古本屋の年度末の安売りセールワゴンの中から250円で救出。
ジャケットを見てのとおり多部未華子と、ロボットを遠隔操作する心に傷を負った不登校児童・本郷奏多が主演。堀北真希、小林涼子とヤングスターたちが共演。
この映画は2004年の3月~5月に撮影されたので多部と堀北は中学から高校生になるころ。なんと全員小学生役だ。
多部未華子、見ての通り男の子役。ガキ大将。主人公サトルと親友になる。じつは女の子なのだが。
この映画、子供向けなんでしょ?と考えるのは間違いだ。壮大なテーマを持った作品。原案、脚本、VFX、監督を務めた秋山氏が20年にわたって温めてきた企画の映像化。大人が見ても十分おもしろいはずだ。いろいろと予想外すぎて自分は面白かった。
前半30分はダイジェスト映像と出演者の少年少女たちの朗読による予告的イメージ映像。ぶっちゃけ本編を持っている人は必要ない。後半20分が出演者インタビューとメーキング。
撮影終了から公開まで1年以上かかっている。その間に出演者はすっかりオトナになってる。多部未華子15歳、今とそれほど変わっていない。喋り方とかまったく同じ。この映画のラストシーンは思わず「うっ!?」とうなってしまう。多部未華子ファンには必見の映画だ。立派に主演を務め上げた。
15歳の堀北真希、さすがに小学生役には戸惑った様子。体操着でハードル走のシーンがある。なんと「かつら」初体験だという。堀北はどちらかというと脇役なのでそれほど出番は多くない。主人公が憧れる他クラスの美少女。堀北真希ファンも必見の1本。
あらかわ遊園でのデートシーンがある。自分は何年もあらかわ遊園に行ってないなあ。
こどもだった本郷くんも小林涼子も今ではすっかり美男美女に成長した。
この映画をまだ見てない人は人生ちょっと損をしている。公開から10年、忘れられた感もある映画だが、自分は強くオススメする。
今クールの「ドS刑事」はひどい出来。でも、全然OK。多部ちゃんさえ出ていればそれだけで充分。何の問題もない。「HINOKIO」可愛すぎる。このメイキングも是非欲しいです。探します。
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