もう完全に大正昭和のころにタイムスリップ。秘境すぎる温泉宿だ。我々は日帰り入浴のためにやって来た。
ここが元禄の湯。異常に味わいのある古さに呆然とする。
浴場内部はゼッタイに撮影禁止の旨、貼り紙がある。なので浴場写真はどこかから借りてきた。まるでテルマエ・ロマエだ。こんな味わい深い浴場を他に知らない。なんでも2013年の「こち亀」で両さんが入った湯だそうだ。
脱衣所と湯船の間に仕切りもドアもない。玄関のドアを開けると即この風景。このお湯が熱すぎずぬるくもなく快適で1時間でも入っていられる。いや~、すばらしい。
21世紀になって15年が経とうとしているというのに、まだこんな大正時代みたいな温泉があるって奇跡だな。四万温泉、そこそこ観光客で賑わっていた。大型観光バスも来ていた。
温泉につかるとくるっと帰ることにした。中之条町でいい感じの味噌・こうじ店を見つけたので味噌を買って帰った。そして地元のスーパーで地酒とこんにゃくを買った。群馬といえばこんにゃくだし、買った味噌をつけて食べるために。近年我々は出かけた先では味噌か酒を買うことにしている。醸造は日本の文化。お土産屋で売ってるようなお菓子とか目もくれない。地元の人が口にしているものしか買わない。
たしか「千と千尋の神隠し」のモデルになった旅館でしたね。お風呂が良いわけだ。レトロな雰囲気が映画にあってたのかな。
返信削除あ、そうみたいだ。知らなかった。こんなレトロな風呂は東京近郊だともうないだろうなあ。
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