2015年2月6日金曜日

冬春

相変わらずFLOWER FLOWER のメディア露出も話題もないのだが、昨年来フラフラファンにとって数少ない話題のひとつだった「リトル・フォレスト」の主題歌「冬」「春」が解禁になったのでいちおう感想など。
「冬」は大貫妙子っぽいなというのが第一印象。今まで聴いてきたどのYUIとも違うな、らしくないなと感じた。ボーカリストyuiとしては、かなり新しい挑戦だったのでは?
それにストリングスが力作だなと感じた。これはむらじゅんのアレンジなの?もう完全に匠のわざだと思った。
yuiはフラフラでエレキを弾くつもりは無かったという。じゃあ何でシンセキーボードのむらじゅんに声をかけた?当初はエレクトロ路線は眼中になく、「リトル・フォレスト」4部作のような曲をやるイメージでいたのか?
ただいま おかえり 誰かの声がする 遠くのほうで思いがめぐる あの日のことも 匂いも 
ただいま おかえり 聞こえなくなった あの音が響く耳の奥では いつまでも いつも 今でも 
帰ってくよあの日々に まだ まだ 拾い集め 今感じてるその忘れ物 まだ まだ まだ まだ
活字にして眺めてみても、なんとなく映画の展開を予測するぐらいしかできない。「見えたのは ただ見えたのは」の繰り返しなんかはちょっと普通のセンスじゃない。

「春」は4曲のなかで一番軽快。「たらったらったたらら~♪」とか、フラフラになって以降のyuiを追いかけている人ならニヤリとしてしまう。これがyuiの個性だな。
旅立ちはいつも突然で 驚いた顔してさ 踊りだしたね 泣かないでよなんていえないよ ないよ ないよ 
水がはじいているよ カラフルに 世界がさかさまになったように見えたね 笑わないでよなんていえないよ ないよ ないよ
ここもYUIらしさを感じるシラブルでの切り方と反復。Yo Yo Yo ♪ 聴いただけだとまだ歌詞の一部がよくわからない。
人生は回っていく色とりどりの日常で止まるときも進むときもずっとそばにいるよ怖がっても悔しがっても 今は今しかない 進もう
やっぱ日本は何かが動き出すのは春だな。いなくなった母親の件とか進展があるのかな。さらに農業を専業にしていくのかな。「リトル・フォレスト」は予想以上にいい映画。もっともっと多くの人の目と耳に触れてほしい。

18日発売の「色」初回盤に付く映像はおそらく今回公開されたような「橋本愛と小森集落の四季」映像か?だとすると通常盤でもいいような気もする。

3 件のコメント:

  1. 「冬」は遊佐未森、「春」はどこかUK風の曲に感じますね。
    しかし、最高なのはyui様の歌い方&声ですね。「冬」はすごすぎる。自分は雪国にも住んでいたので、冬の雪夜がリアルに蘇る。音に浸ってエンドレスで聴いていたい。

    「冬」>「秋」>「夏」=「春」でしょうか。
    「リトル・フォレスト」 今度は劇場で観たいDEATH!!。

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  2. えっ、「夏」の評価が低い……。
    遊佐未森かぁ。あんまり聴いたことなくてわかんない。
    CDでたらしっかり聴き込みたい。いいヘッドホンがほしいDEATH!!

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  3. 何回か聴いたら「春」も好きになってきた!!!

    つーか、夏は「夏」が、秋には「秋」が一番いい曲に聴こえた。

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