この映画は瀬戸内に住む子どもたちに、郷土の歴史と風土の素晴らしさを教えるために作られたローカルな子供向け映画らしい。DVDでこうして見ることができる。ちゃんと有名な俳優たちもたくさん出ている。
小豆島の美しい風景の中、村上水軍の子孫の、醤油の醸造元の小学生の娘と友人たちが宝探しするという夢のある話。たまにはこんな子どもたちの映画でも見て嫌な社会のことは忘れよう、と思ったのだが…。
いきなり小豆島のフェリー廃止説明会での住民の怒号wと修羅場w。町長と社長が吊るし上げ。効率と採算という現実。日本っていつからこんな国になってしまったのか。
でも、なんか藤子不二雄アニメ見てるような感じ。こんな子ども版インディージョーンズが欲しかった。インディージョーンズだと横取りしようとするワルは首がとんだりする仕掛けがあったりするけど、これは子どもと大人が一緒に見れる楽しい作品。期待してなかったけど面白かった。もっと知られていい。
実は、この映画を見てもいいかなと思った理由の7割は、「陽だまりの彼女」で上野樹里の中学生時代を演じた葵わかなが出てるから。小学校の教室でiPad見てるようなすごい児童w 「宝探しとかバカ?」って言う気が強い美人ライバル…。兄は不良。本当は仲間に加わりたい寂しい子。子供向け映画はそういうとこがわかりやすい。それにしても葵わかな、かわいすぎる…。さらに調べてみたら、すでに乙女新党は卒業してた。もう16歳になってた。
小学校の先生・小泉孝太郎が思いを寄せるヒロインの姉がどこかで見たことがある…って思ってたら、小出早織だ。この子、「ケータイ刑事」以来久しぶりに見た。なんと2010年から芸名を早織に変更していた。知らなかった。すっかり大人になっていた。昔は、少しは痩せたらどうなん?って思うほど顔がパンパンで丸かった。今のほうがかわいい。
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