2015年1月30日金曜日

ムー編集部編「日本と世界の教祖」(2014)

東京は圧倒的に人が多いので諸宗教の支部なんかも多い。散歩してると各教団の覇権を競ったような大聖堂やら伽藍やらを目にする。赤羽近辺にもいろいろな新興宗教の看板がかかった支部なんかがあって、「なんだろ?」と気になっていたけど、新興宗教について学校は教えてくれない。

こんな本を250円で見つけたので買って読んでみた。学研ムー編集部編「日本と世界の教祖 人々の心をつかみつづける〝聖人〟たちの謎」という編集本。コンビニとかで500円で売られているタイプの、ちょっとした好奇心を満たしてくれる写真も豊富なペーパーバック。

「ムー」系の本って小学生中学生のときクラスで回し読みとかしてたわ。未確認生物とかエイリアンとかオーパーツとか心霊スポットとか。けど、大人になって今読む気がしない。この本は自分の知識が不足した領域を満たしてくれそうなので手に取った。

この本では前半1/4が江戸明治~戦中戦後の仏教、神道、ニューソート新興宗教の開祖たちを各2ページ、4ページずつざっくりと解説。次の1/4が聖徳太子から鎌倉仏教、次の1/4がキリスト教諸派、残りのページで世界の諸宗教をやっつける宗教パースペクティヴのための壮大な1冊。
自分は高校日本史世界史の宗教の箇所はちんぷんかんぷんだったが、こういった本を読んでいればもうちょっと理解が進んでいただろうと思う。

「TRICK」というドラマでヒロイン山田との対決に敗れた菅井きん(母の泉)は最期にこういい残す、「この世には本物の霊能力者がいるのですよ」。どうやらこの本を読むと日本にもたくさんの霊能力者はいたらしい。

日本の新興宗教はどこも衰退期に入っているという話も聞いた。人間から悩みがなくなることはないだろうが、救うのは宗教ではないと多くの人が思い始めているらしい。

2 件のコメント:

  1. 最も新しい神様は・・・


    きつね様DEATH!!

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  2. 次の国内ライブは6月幕張。自分もきつね様のおしえに従ってメタルレジスタンスに加わりたい…けど無理かも。その前に、3月15日WOWOWで「新春キツネ祭り」放送DEATH!!

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