2014年11月17日月曜日

Choro Club / TRILOGIA (2009)

ブラジルに「ショーロ」という音楽形態があるが、自分の場合はブラジルの作曲家ヴィラ=ロボスの作品に「ショーロス」という作品群があることからなんとなく知っていた。

ブラジルというとボサノバが2000年ごろから日本の若者の間でもリスナーが多い音楽ジャンルで、自分も数年前ついCD何枚かで聴いたりしていた。だが、「ショーロ」にはあまりなじみがなかった。ショーロ・クラブというアコースティックバンドの存在を知ったのは今回が初めてだった。

このバンドはもう20年以上活動している。この「Trilogia」(VIDEOARTS MUSIC INC. 2009)というCDを友人が持っていたので聴いてみた。驚いた。すっごく良い。ギターとバンドリンとコントラバスの3人でChoro Club という活動をしているらしいのだが、蛇腹系の音がするし、チェロとパーカッションの音もするのでサポートで人が加わってるらしい。

アコースティックのアルバムと云うと「癒し」とか思い浮かべるけど、ゆったりしてるだけでなく、すごく刺激的だった。新鮮で楽しかった。普段ジャズを聴いてる人も、クラシックの室内楽を聴いてる人も、じっくり聴けるアルバムだと思う。お洒落な大人の音楽だった。

このバンドは映画やドラマのサントラも手掛けているらしい。2009年に出たこれが目下最新アルバム。マイペースな活動のようだ。

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