桐谷美玲映画祭その10 「乱反射」と同時上映だった「スノーフレーク」も見た。大崎梢原作のサスペンス。
函館を舞台に、10年前の一家心中事件で唯一行方不明になった幼なじみの少年を探す少女・桐谷。影のようにつきまとう自称いとこの謎の男。ヒロインを助けるもうひとりの幼なじみ。やがて真実につきあたる……。
って書くと面白そうな70分ちょっとの土曜ワイド。自分はこういったタイプの、ヒロインが真実を追うサスペンスが好き。
古い洋館に忍び込むシーンとか、サスペンススリラーっぽい展開で期待させるのだが……。
最後は港で犯人による雄弁な事件の顛末独唱。自分のカンが悪いからなのか、これがすごく分かりにくくてモヤモヤ。解決したスッキリ感がない。このシーンが役者の技量不足でとても見れたもんじゃない。
結果、それほどのクオリティを感じなかった。いい評判も聞かない。もっと面白く出来た撮りようがあったのではないかという1本。桐谷美玲が好きなら見てもいいが、このジャケットの可愛さを上回る桐谷のシーンは映画本編にはなかった……。
行方不明の少年と親交のあった知的障害のある青年が石丸幹二でちょっとびっくり。CANONのCMで石丸と桐谷は上司と部下を演じてる。
この映画で桐谷は主題歌と挿入歌を歌っている。このCDを探しているけど、見たことがない。この映画のフォトブックも存在するが、これもやはり見たことが無い。
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