「悲愴」って実はあんまり好きじゃなく、それほど聴いてもいなかった。この曲、ちょっと退屈。クラシック音楽はもっと複雑で難解なほうが惹かれる。
チャイコフスキーの交響曲と云うと、日本では昔からムラヴィンスキーが一番ということになっていて、よく売れたので珍しくもなんともない音源。
家で中身をよく読んでみると、これは1982年10月17日のレニングラード・フィルハーモニック大ホールでのライブ録音。あれ、ちょっとまてよ
2年ほど前に500円でムラヴィンスキーの「悲愴」のCDを買ったことを思い出した。1989年のビクター音楽産業のCD。日付を調べてみたら、やっぱり1982年10月17日か!同じ演奏のCDを買ってしまった……。でもまあ、「フランチェスカ」は持ってなかったし、125円だったし損したとは思わない。
elatus盤はNewly remasteredと書かれている。1992年Erato Disquesのリマスター再発っぽい。
自分はオーディオマニアでもなんでもないのでリマスターを聞き比べるなんて絶対にしないのだが、交互に繰り返し5回ほど聴いてしまった。
ビクター盤のほうが弦に艶を感じたが、会場ノイズが盛大に聞こえる。elatus盤は会場ノイズがあまり気にならなくなってる。やはり聞こえ方が違うが、自分としてはどちらで聴いてもかまわないと思う。どちらも音はいい。
たまにはクラシックも聴かないと。今回何度も聴いてみて、この曲も深いなと思った。特に第一楽章。食わず嫌いはやめようと思った。
SECRET: 0
返信削除PASS:
第6・第1楽章第2テーマ・・・これがあるから「悲愴」はいいんだけど、
第5・第2楽章、「ねえ、ムーミン」(笑)も捨てがたい。
でも、チャイコは私にとってはバレエ音楽の人。
流麗なメロディーが子供のころには、とても分かり易かったんですね。(ビゼーなんかもね)
だから大人になったら、あまり聴いていない。
「眠れる森の美女」とか「くるみ割り人形」に比べれば交響曲は地味。
ムラヴィンスキーはいい顔してると思う。
チャイコフスキーは性格俳優か。口ひげが嘘くさい感じ。
SECRET: 0
返信削除PASS:
自分には第3楽章の威勢のよさしかなかった。くるみ割り人形は短いし名曲。クラシックの基本が詰まってる。白鳥の湖、眠れる森の美女はほとんど聴いてない。ムラヴィンスキー、あんな手脚の長い厳しい風貌の爺さんは日本人にはいない。