これ、今まで実物を見たことがなかったのでラッキー。この雑誌はインディーズ映画やら誰も知らないようなミュージシャンやらを取り扱うサブカル誌らしいのだが、840円もするし、誰が買っているのかわからない。
パラパラとめくってみたところ、これといって自分の興味を惹くことは能年の他だと、大森靖子のインタビューぐらいしかなかった。
そんな雑誌の表紙に、カルピスウォーターCMで話題の能年玲奈が登場したことはちょっとした奇跡だったらしい。このころ2013年春から始まる「あまちゃん」のヒロインに決定したことが発表された時期。
そんな能年の5ページにわたるグラビアとインタビュー記事を読んでいて「おっ?」って思ったことがある。この年(2012年)のロッキングオンH誌7月号で、能年が夏の思い出として「田んぼ遊び」として「カブトガニを捕まえた」とインタビューで答えた箇所がSPOTTEDにおいては「地元の思い出」として
「生き物を採集してました。カブトエビとか、オタマジャクシとか、カエルとか、あとカブトムシとかです。夏休みはオタマジャクシを栽培しようとして…」ロッキングオンH誌のとき「カブトガニ」を捕まえたと語っていたのが、この号では「カブトエビ」に修正されている。誰かが能年に「それ、違うんじゃ…」とこの1ヵ月の間に教えたんだろうと思う。ちなみに、自分も5歳か6歳のころオタマジャクシを捕まえてバケツにいれて置いておいたら干上がっていて……、という同じようなショックな体験をしたことがある。
(栽培!?)
「稲取って容器の中を田んぼみたいにして飼育してたんですけど、外に置いてたら干上がっちゃって……そういうショックな思い出があります!」
レギュラーラジオ番組内で「神聖かまってちゃん」「つしまみれ」を紹介したり、「転校生」を聴くという音楽趣味を持った能年。もし自分で音楽とコラボした映画を作るとしたら……
「必死で全力な感じのグオーー(走る仕草で)って激しい感情のあるものが好きなので、そういう音楽がいいです!」このインタビューで、「グォーー」「グワァーーン」などの擬音が多いと指摘されている。ちなみに能年が尊敬する女優は蒼井優。そして、「少女たちの羅針盤」の成海璃子の役にあこがれているそうだ。
「観ている人に直接皮膚に刺さるような、指の先をじわじわさせるような演技をできるようになりたいです。大人に押しつぶされそうになる中で、グーーッ(力む仕草)となるような役がいいですね。とにかく爆発したいです!……頭も爆発したいです!」「ボサボサになって、クシャクシャになりたいです!ボロボロの洋服で、草とか掻きむしって……」能年玲奈は「あまちゃん」で爆発する以前からこんなにもユニークで面白い少女だった。能年は長嶋茂雄で岡本太郎だった。自分を表現したいけど語彙が見つからないもどかしさを感じてる?ギターを取って女優になったのは天啓か。「ホットロード」は能年が何としてもやりたい役だったに違いない。
ページ数のわりに高いけど、能年オタなら部屋に飾っておきたい1冊かもしれない。
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こんにちは。
紅白であまちゃんを見て、オンデマンドで2周して、最近、BD1-3+総集編を購入した者です。
SPOTTEDの同号は、出版社のHPからバックナンバーで購入できるので、入手自体は、難しくないと思いますが。。。
私も、一週間ほど前に購入しました。
P.S. 空想少女のロケ地巡りは、労作で素晴らしいと思いました。
機会を作って、自分でも行ってみようかと思いました。
まだ、行っていませんが。。。
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自分も「あまちゃん」から能年にハマってしまいました。
え!?もうどこにも売ってなくて買えないんだと思ってて、ラッキーって喜んでたけど、まだ売ってるんだ。
空想少女ロケ地、館山は遠すぎた。それだけのために行くのは大変だよ……。