トミー フェブラリー

「Tommy february6」（DefSTAR 2002）というCDを買った。この人のCDは中古でとても多く見かける。今まで別に気にも留めてなかったのだが、250円だったのでつい買ってしまった。が、楽しく聴いている。

実は自分は、このCDに収録されているEVERYDAY AT THE BUS STOP という曲を発売時にシングルで買っていたことを思い出した。どうやらこのシングルが日本の音楽史上初めて初回盤にDVDをつけた1枚らしい。それ以前はDVDはまだ高価なものと思われていた。この曲を初めて聴いたとき、（たぶんテレビ放送を録画したPVだったかと思うが）繰り返し30回は聴いた（見た）と思う。それだけ自分にはインパクトがあった。新鮮だった。まさにその時以来10年ぶりに聴いている。

この曲の初回盤シングルを捜し歩いてようやく1枚残っている店を見つけたのは遠い昔の想い出。だが、自分はこのCDを最後にしばらくJ-POPから興味を失っていた。たぶん押し入れの奥のどこかに入ったままずっと見ていない。今ではブックオフでフツーに105円で売られているのをよく見かける。

ちょっと昔、80年代か90年代はじめごろのアメリカのハイスクールのイメージ？なつかしい感じのポップ。iTunesで再生すると「Dance&House」とジャンルが表示される。なによりボーカルのトミーこと川瀬智子の歌唱に感心した。魅力を感じた。自分はついぞ知らなかったのだが、37歳の今でもTommy february だったりTommy heavenly 名義で活動しているらしい。どうして長年自分の関心の対象から外れていたのか不思議だ。