ひと月ほど前にブックオフでこいつを手に入れた。Quick Japan クイックジャパン Vol.90 神聖かまってちゃん 国民的ロックバンド宣言 だ。 定価945円のところが450円だった。まあ前から欲しかったのとファミレスのお供にあまり迷わずに購入。なんちゅう気持ちの悪い表紙だ・・。
もう「神聖かまってちゃん」というバンドの説明は要らないと思う。すっかり時の人になってしまっている。チケットが瞬殺状態が続いているし まさかAXまでもが早々に売切れてしまうとは・・・。この快進撃はいつまで続くのか?職場でかまってちゃんを紹介したところ男女とも概ね好評だった。う~ん、予想外。い、一体どこがいいのか?
この1冊はファン必携の1冊だ。知らなかった多くの情報を得た。「配信全曲レビュー」は重要な情報源になってくれた。配信自体まったく見ていない正統でないファンの自分にとっては知らないことだらけ。こんなに曲があったんだな・・・。驚いた。 そして、「神聖かまってちゃん事件史」もたいへんためになった。驚きの歴史。
今回初めて知ったことだが の子と父親の関係は他のインタビューとか読んでいて険悪な関係だとばかり思っていたのだが 意外にも多くのPVを撮影したのは父親だったのだ。なんだ・・仲いいんじゃん! 撮影場所の許可の交渉とかも父親がやっていたらしい。ニートの息子が一生懸命になれる輝けるこのバンドを応援していたんだ・・。なんだかいい話。千葉ニュータウンとか小泉構造改革がもたらした今の若者たちを取り巻く状況とかも考えさせられた。
ただ・・このバンドの今後を多くの人が心配している。このバンドが特別な存在たるゆえんが失われていくのだ。の子のリア充化という問題だ。それを埋めていくのに充分なソングライティングの力があるように自分は感じているが。
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