2010年7月4日日曜日

ミケランジェリがモーツァルトを弾く

Michelangeli15 さらにモーツァルトをもう1枚聴いてみた。ピアノ協奏曲第13番K.415第15番K.450 ミケランジェリ69歳の時の1990年のNDR(コード・ガーベン指揮)のライブ。なんだかジャケットのミケランジェリがまるで中世の人物のような風貌で「これは聴かなくては!」と感じてしまう1枚。でも、あまりモーツァルトの推薦ディスクとして名前があがることはないような気がする・・・。

ミケランジェリならではのゆるぎない堂々とした これもモーツァルトなの?というタッチ。音楽の流れがどうこういう気もなくなるさすがの演奏。ただ自分としては13番は曲も好きじゃないので退屈した・・・。

Michelangeli20 そして1989年のやはりNDR北ドイツ放送soとのモーツァルトのライブ。自分はモーツアルトのピアノ協奏曲のなかで第20番K466と第25番K.503が好きなワンツー。ミケランジェリと共演するなんてすべての音楽家にとって恐怖だろうな・・。やはり現代の人物でない雰囲気。オケも緊張のせいか音楽の流れが悪いように感じるけど 何度も聴いているうちにそんなことはどうでもよくなってくる1枚だ。やはりピアノのタッチが独特で美しくて魅力的。全盛期の演奏じゃないからと避けているのはもったいない。聴け!

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