2008年2月15日金曜日

新垣結衣「恋するマドリ」(2008) 

昨年夏公開の新垣結衣初主演作「恋するマドリ」を見る。監督脚本は大九明子

大ブレイクの2段ロケットに点火した新垣結衣と、米アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた菊池凛子が共演するとあって注目度も高かった。

だが、「どうせたいして内容のないぬるい映画でしょ」と思っていた。今日まで放置しておいた。だがそれは誤りだった。 

とにかく新垣結衣の輝きっぷりが自分の予想をはるかに超えていた。スターだ。どんだけ魅力的なんだ!楽しく爽やかな風を吹かす。

ガッキーの美大生ファッションが見もの。スタイルがいい。学生のときに教室にこんな女の子がいたら、自分だったらいまごろ命を落としていただろう。 

映画自体も脚本が緩急自在というか、予想に反して目の覚める速球が来たかのような感覚。 ありがちなテレビドラマとは違う予想通りには進まない展開。面白かった。 

菊池凛子の魅力がいまひとつわからなかったし、日本人にはわからないだろうなと思っていた。この人は表情をつくる筋力が日本人離れしてる。 

一方で松田龍平が能面のような男の役。ガッキーが恋成立以前の恋心を抱く理由がわからない。

おそらく大ヒット中の「恋空」よりもいい映画に違いない(恋空見てないけど)。 
「恋空」は「妊娠」とかあってガッキーファンは楽しめないだろうけど、「マドリ」はファンにとってもカワイイ魅力的なガッキーだらけ。
スネオヘアーによる楽曲もすばらしい、ロックでさわやか青春映画。

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