インタビュー読みました。うすうす感じてはいましたが YUIの家族構成は母一人子一人だったんですね。 お父さんの思い出「3歳ぐらいでいなくなった。名前も顔も覚えていない。」のくだりから 目頭がじわーっとしてきて書面がよく読めなくなりました。 どういう少女時代だったのか だいたい想像のとおり。
16歳かそこらで 学費を払うためのアルバイト 学業と仕事と音楽 1日1,2時間の睡眠時間。 もう音楽をやめる決断をしなくてはならない というときにYUIちゃんは高校をやめる決断をしました。「まったく将来がみえなかった。」 好きな音楽ができないことが生活から色をうばっていったのです。
彼女の音楽からは 彼女だけしか持ち得ないすごみと魅力を感じます。若くして既に伝説です。 まったくのオリジナル。いったいどう育てばこうなるのか?といつも考えていましたが 自分の考えが甘すぎました。彼女の音楽からは生半可じゃない「決意」を感じます。 音楽を始めて4年かそこらですよ!これは奇跡です。僕は彼女を見ただけで泣きたくなります。 YUIをかわいいとか言う人が居ますが 自分は「畏怖」を感じます。
自分は どこか「まあ こんな程度だろう」というものを彼女から感じてみたいのですが 彼女からはいつも恐ろしいまでの「完璧さ」を見せ付けられます。 彼女の存在をしってから心休まることがありません。 仙台から帰ったあと 録画していた「生徒諸君」の主題歌「MY GENERATION」を聴きましたが やはり結果は同じでした。「なんということだ!」と心の中で叫んでしまいます。
自分はかれこれ20年ほど ほとんどクラシック音楽ばかり聴いて過ごしてきてしまいました。それでいて得たものは何もないと思います。 それにひきかえ彼女はなんだ?! 自分というものを強烈に表現しています。自分にはなにもない・・・。彼女の音楽はわれわれを「頑張れ!」と励ましてくれますが 自分には何を頑張ればいいのかそれすらわかりません。今日もYUIを見るたびに苦しくなります。
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